命の地図 魂の地図

思想、哲学、スピリチュアル、世界観、死生観などを書いています。病気と向き合う今も感じ続ける日々。感謝出来るようになるまで時間はかかりましたが人は生きてこそ学ぶと言う何かを伝えて行ければと思い綴らせて下さい

地図 その1

 

学校に行くのは大好きだったけど

長い坂道と長い坂道の

わずかな平らな道に着くと

いつも心臓発作が出る・・・

 

出ないときの方が珍しいくらい。

 

すごい矛盾だった

学校は大好き

お友達も大好き

先生も大好き

みんな大好きなのに

 

そこに行くには苦しい坂道。

1本道だから下から見上げれば校舎

いつも同じ場所で倒れるから

いつも同じ場所に着くと発作が出る

 

1つね。不思議な事があった。

発作が起きると私は身体を抜けて

坂道をそのまま上り続ける。

 

いつも母か担任の先生が

抱き起してくれて

遠くから声が聞こえてきて

「玲子ちゃん!」

「玲子!」など声が近くなり

目が覚める。

 

でも目が覚めた途端苦しい。

倒れてから目が覚めるまでは

苦しくも何もなく

あの坂道を歩いていたのに。

声に振り返ると身体に戻る。

 

これを何年も繰り返し続けて知った。

発作が起きるとたまに身体を抜けて

坂道を上り続ける。

声が聞こえて戻る。

周りの声が遠くから聞こえてくる。

 

これはなんなのだろ。

いつも考えてた。

いつもわからなかった。

 

バスのステップで

電車に乗ろうと階段を上っている最中

みんなで市民プールに行くときに

階段を上っている時

 

どこでも発作は来る。

身体から抜ける時と抜けない時がわかる。

 

ずっとずっと何かが

わからなかった。

 

意識が無くなることも

発作も同じ。痛くも苦しくもない。

 

発作が出るまでの時間と

発作から意識が戻った後が辛く苦しい。

生きるって

きっとそういうことなんです。

 

だから私は無条件に

魂の世界も信じるし

命ある今も信じる

 

地図その1は

幼い頃の私の気持ち。

命と魂の堺を何となく

垣間見たかもしれないお話でした。

 

読んで下さってありがとう。

心から感謝します♪ 玲子

 

意識する存在にとって生存するということは

変化することであり、 

変化するということは経験を積むことであり、 

経験を積むということは無限に

己自身を創造していくことである。

 

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